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福島原発事故から1年3か月経過した昨年(2012年)6月、多くの人たちの努力でやっと成立した「原発事故子ども・被災者支援法」。
しかし、その後1年2か月の間、復興庁はこの法律を放置。法に定められている重要な「基本方針」の策定を行いませんでした。
今年の6月に、事実上事務方トップの水野参事官のツイッター暴言事件発覚により、わざと放置「塩漬け」にしていたことが判明。
その際、水野氏個人の問題だなどと苦しい言い訳に終始した復興庁幹部や職員でしたが、事件発覚後も2か月放置。やはり、復興庁そして国をあげて、この法案を葬り去ろうとしていることがますます明らかになりました。
そのため、業を煮やした被災当事者19名が、2013年8月22日、国を相手に訴訟を起こしました。
★訴訟の詳細はこちら⇒【FFTV特集51】 原発事故子ども・被災者支援法サボタージュに対し司法へ訴え-ゲスト:福田健治弁護士(支援法具体化訴訟弁護団代表) 2013/8/28(水)
慌てた復興庁は、提訴から8日後の8月30日に、やっとのこと「基本方針案」を示しましたが、その内容たるや・・・驚きと怒りと失望。
この間、子ども・被災者支援法についても追い続け、そして水野元参事官ツイッター事件も暴いた、OurPlanet-TV代表の白石草さんをゲストに迎え、復興庁内の実態?も交えつつ、基本方針案の中身をバシバシッと斬っていただきました。
USTREAM ⇒http://www.ustream.tv/recorded/38229889
YouTube ⇒http://www.youtube.com/watch?v=6fhaXAnyRdU
Video streaming by Ustream
今回の基本方針案は、パブコメ期間もたったの2週間。全国に散らばる被災者への周知もWeb上だけ。方針案発表時点では、当事者への説明会すら決めていなかった模様。急きょ決まった「説明会」は福島市と東京(放送時点ではそれすら未定だった)の2箇所のみ。周知期間も全く足りず、しかも平日の昼間のみ・・・
単なるガス抜き、開催したという自分たちの言い訳のためだけに行うということが見え見えです・・・
みなさん、パブコメには「基本方針案は撤回!被災当事者や支援者のもとに出向き声をきき、それを反映させた基本方針案を一から作り直せ!」という内容もぜひ書いて出してくださいませ!
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